熱かった鹿島戦

石川２００試合出場記念試合。
ホーム鹿島戦は始まる前から終わった後までゴール裏スタンドの雰囲気が良かった。
試合前にはコールリーダーの面々が拡声器を持って、ゴール裏スタンドの隅から隅にまで゛熱く応援しよう゛という主旨のメッセージを送り、大きな拍手・賛同を得ていた。
ここいちばんのカードの時にはスタンドへのこのようなメッセージ発信はあるが、相手が鹿島ということもあり、今節はスタンドが一つになったように感じた。スタンドの雰囲気もさることながら、選手の気合いもヒシヒシと伝わってくるし、最後には沢山の選手がピッチに倒れ込むくらいに全力で戦ってくれた。
倒れ込むといえば、脳震盪を起こしてでも最後まで戦いきり、担架で運ばれた権田選手は大事に至らずひと安心だ。
今季のキャッチフレーズ、ＭｏｏｖｉｎｇＦｏｏｔｂａｌｌ～こころをひとつに～とは、こういうことなんだよな。と、理屈抜きで体感した。こんなに素晴らしい雰囲気を創れるのだから、ゴール裏スタンドはどんなカードであろうと、劣勢であろうと、全体でバンバン声を出して選手を後押しし、熱く応援したいものだ。
マルキーニョスのいない相手にドローなのだから満足はできないが、光を感じられた良いゲームだった。